ひょうご安全の日公式サイト 震災を風化させない 「忘れない」「伝える」「活かす」「備える」
平成24年度(H25.1.17)

阪神・淡路大震災から18年が経った
私たちは日本と世界の多くの人たちに 
地震を経験する前に この教訓を知ってもらいたい 使ってもらいたい
そのように願って 発信し続けてきた

災害は姿を変えて 私たちと社会を突然襲う
東日本大震災もそうだった
巨大な地震と津波は 私たちに恐怖をもたらし
多くの被災者と傷ついたコミュニティ そして荒ぶる国土を残して去った

1万9千名に及ぶ犠牲者 そのうち2千7百名は 行方不明のままだ
続いて起こった原子力発電所の事故では
いまだに多くの住民が ふるさとを追われたままだ

阪神・淡路大震災から 120回を超える被害地震が起こった
もう災害は 起こらないで欲しい
でも 南海トラフ巨大地震や首都直下地震の発生も心配だ
起これば未曾有の被害をもたらすが
その対策に時間がかかり 財源も必要だ

でも 一歩ずつ前進したい
減災の考えで 次なる災害に備えたい
それには災害文化をつくり 伝え そして備えて行動するしかない

伝えよう もっと伝えよう阪神・淡路大震災の教訓を
震災の教訓は すべての災害に通じる知恵だから

2013年1月17日
ひょうご安全の日推進県民会議


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