新ひょうご防災アクション
新ひょうご防災アクションの策定
阪神・淡路大震災から20年以上が経過し、震災の教訓の風化が懸念されるとともに、平成28年4月の熊本地震においては、阪神・淡路大震災や東日本大震災で指摘された同じ課題が指摘されるなど、過去の災害に学べていない状況が浮き彫りになりました。
今後発生が懸念される南海トラフ地震など大規模災害に対処し、その被害を最小限に抑えるため、ひょうご安全の日推進県民会議では、個人・地域・企業のそれぞれが自ら考え、主体的に防災・減災活動に取り組む指針として、「新ひょうご防災アクション」を策定しました。
この「新ひょうご防災アクション」を地域での防災学習会での教材とするなど、積極的にご活用していただきますようお願いします。
1 主な特徴
(1) 災害を知ることの重要性を強調するとともに、近年の災害の教訓を踏まえて県民等の主体的な取組みが求められる30のアクションをとりまとめ
(2) 防災力の段階的な向上が図れるようStepⅠからStepⅤまでの5段階で構成
(3) 防災力向上に向けた新しい行政施策や地域の先進的な取組みを紹介
(4) 防災・減災活動を実践するに当たり、県民それぞれが「マイ防災アクション」を宣言
(5) 自らの防災・減災活動について確認するためのチェックリストを添付
2 主な内容(30項目)
○StepⅠ 災害を知る 災害の種別ごとに直面する災害の危険性を知る(5項目)
○防災・減災活動を実践する
○StepⅡ 防災・減災について学ぶ(5項目)
防災施設見学、防災学習会等で学ぶ、防災教育、防災リーダー講座、防災を専門的に学ぶ
○StepⅢ それぞれの主体(個人・地域・企業)が自ら考え、災害に備える(13項目)
【個人】 自宅等の立地の危険性を知る、耐震診断・耐震改修、室内安全、電気火災防止、備蓄、地震保険とフェニックス共済
【地域】 地域の防災マップ、自主防災組織の活動を広げる、災害時要援護者対策、地区防災計画策定
【企業】 BCP策定、地域防災活動に協力、企業と地域の連携を構築
○StepⅣ 訓練や体験により備える(3項目)
防災訓練に積極的に参加、避難所の自主運営、災害ボランティアに参加
○StepⅤ 災害時に的確に行動する(4項目)
防災情報の取得、避難情報の理解、状況に応じた避難、都市水難事故を防ぐ
○防災アクションを実践するにあたって 「マイ防災アクション」の宣言
3 頒布
1冊100円(税込)にて販売しています。下記からダウンロードもできますので、ご活用ください。
(1)兵庫県内のジュンク堂書店各店で販売しています
(2)県民会議事務局へのお申込み
添付の申込書に記入の上、事務局までお申込みください。
申し込みから発送までの流れ
① ひょうご安全の日推進県民会議で申込書を受付(FAX、Eメール又は郵送)
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② 請求書をひょうご安全の日推進県民会議より、申込者宛に送付
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③ 申込者は請求書を受領し、料金を金融機関で振込み(ゆうちょ銀行宛)
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④ ひょうご安全の日推進県民会議事務局で納付確認後、冊子を送付
お急ぎの場合は、代金引換でもお送りできます(手数料等は購入者負担)
詳しくは、「新ひょうご防災アクション申込みについて」をご覧ください。