平成22年度 ひょうご安全の日宣言
平成22年度(H23.1.17)
阪神・淡路大震災から16年が経った
私たちは日本と世界の多くの人たちに
地震の被害に遭う前に 震災の教訓を知ってもらいたい
生かしてもらいたいと願って 発信し続けてきた
昨年1月にハイチで大地震があった
人口250万人の首都ポルトー・プランスなどで
22万人以上が犠牲になった
復旧・復興事業は難渋し 感染症も広がった
21世紀に入って 巨大災害の発生がとくに目立つ
犠牲者が1万人を超えた災害が この10年間で7回も起こった
毎年のように 世界中で多くの人たちが犠牲になっている
やはり 震災の教訓がまだまだ伝え 生かされていないのだ
チリ津波災害から50年を迎え またチリ沖地震津波が来襲した
幸い 人は亡くならなかったけれど水産施設に大きな被害が出た
日頃から津波に備えた対策がなかったことが原因だ
しかも 避難勧告や指示に従った人はたった3.8%にとどまった
50年前の教訓が伝え 生かされていないのだ
誰でも地震や風水害に遭遇する
私たちが持っている災害の教訓をもっと活用しよう
日々の生活の中でもっと備えよう
それを自分から 家庭から 学校から 職場から 地域から発信したい
伝えよう もっと伝えよう阪神・淡路大震災の教訓を
備えよう もっと備えよう 減災社会を目指して
震災の教訓は すべての災害に通じる知恵だから
2011年1月17日
ひょうご安全の日推進県民会議