令和6年度ひょうご安全の日宣言
令和6年度(R7.1.17)
阪神・淡路大震災から30 年が経った
私たちは国内だけでなく 世界の多くの人たちにも
この教訓を知ってもらいたい 活かしてもらいたい
そのように願って 伝え続けてきた
10 年前に国連防災世界会議が開催された
そこで 創造的復興は国連の『持続可能な開発』につながり
災害をなくそうは 貧困をなくそうに拡大された
災害に遭遇すると 必ず貧しくなるからだ
この間も 地球の温暖化に伴って気候変動が顕在化し
2017 年ハリケーンによる米国史上最大の経済被害や
22 年パキスタンの水害による国土の3 分の1 の水没被害
そして 23 年トルコ・シリア大地震の甚大な犠牲者
災害は新たなステージに入ったのだ
わが国も例外ではない
線状降水帯による水害や土砂災害の多発と激化
16 年熊本地震や24 年能登半島地震での災害関連死の激増
災害による被害の出方が変わってきている
南海トラフ巨大地震や首都直下地震の発生も心配だ
次なる災害に備えるには
防災庁の創設や 自助・共助の日常防災が役に立つ
それにつながる防災教育も一層進めたい
被災者から未災者に阪神・淡路大震災の教訓を繋ぎ
忘れない 伝える 備える 活かす努力が必要だ
震災の教訓は すべての災害に通じる知恵だから
2025年1月17日
ひょうご安全の日推進県民会議