ひょうご安全の日公式サイト 震災を風化させない 「忘れない」「伝える」「活かす」「備える」
平成23年度(H24.1.17)

阪神・淡路大震災から17年が経った
私たちは日本と世界の多くの人たちに
地震を経験する前に教訓を知ってもらいたい 生かしてもらいたい
そのように願って 発信し続けてきた

阪神・淡路大震災は 活断層が起こした内陸直下型だった
でも 私たちはもう一つの地震があることを知っていた
それはしばしば大津波を伴うプレート境界地震だ

3月11日に東日本大震災が起こった
東北地方から関東地方にかけて
広い範囲での地震と津波 そして原子力事故による大きな被害をもたらした
2万人もの犠牲者・行方不明者 45万人を超える避難者が生まれ
人びとの生活と美しい国土が破壊され 大きな悲しみをもたらした

新燃岳の噴火や台風第12号災害も起こった
私たちは自然災害が多発し激化する時代に生きている
もうこれ以上 悲しい思い出を作らないようにしたい
それには災害文化をつくり 伝え そして備えて行動するしかない
伝えよう もっと伝えよう阪神・淡路大震災の教訓を
つぎの震災や津波 風水害 そして火山噴火や土砂災害に 備えて
震災の教訓は すべての災害に通じる知恵だから

2012年1月17日
ひょうご安全の日推進県民会議


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