平成18年度「ひょうご安全の日 地域のつどい」実施結果
阪神・淡路大震災の経験と教訓や多大な支援への感謝を内外に発信し、1.17を忘れずに語り継ぐとともに、安全・安心な社会づくりを期する日として定めた「ひょうご安全の日(1月17日)」を中心に、「減災月間」である1月に、多くの関連事業が実施され、約20万人(1.17は忘れない地域防災訓練への参加者数は除く)の参加があった。
1 実施概要
ひょうご安全の日推進県民会議(会長:知事)の主催で実施された「ひょうご安全の日のつどい」は、1月17日、震災当時に思いを馳せ、安全で安心な社会づくりを推進する行事として東西2ルート、5つの出発地からHAT神戸までを歩く「1.17ひょうごメモリアルウォーク」、人と防災未来センター慰霊のモニュメント前での「1.17のつどい」、関係機関、ウォーク参加者による「防災訓練」、炊き出し、ステージイベント、パネル展示、フリーマーケット、防災用品展などの「交流ひろば・交流ステージ」事業が行われた。
2 参加人数
約5,000人
3 事業内容
ア 1.17ひょうごメモリアルウォークについて
- 日 時 平成19年1月17日(水)
- 場 所 山手幹線上の2ルート・5コース
- 参加人数 3,400人
- 内 容
コ ー ス スタート時間 参加者数(人) 東コース 西宮市役所(15km) 8:00 700 芦屋市・川西運動場(10km) 8:30 600 王子公園(2km) 11:00 500 西コース 県立文化体育館(10km) 8:30 600 市立中央体育館(5km) 10:00 800 自主計画コース(10団体) - 200 計 3,400
イ 1.17のつどい
- 日 時 平成19年1月17日(水) 11:50~17:00(献花終了)
- 場 所 人と防災未来センター (神戸市中央区)
- 参加人数 2,000人
- 内 容
- 開会あいさつ(県議会議長)
- 黙とう、カリヨンの鐘
- 主催者代表のことば(知事)
- ご来賓代表あいさつ
- (国土交通大臣・防災担当大臣(代読))
- 県民のことば(新成人2名)
- 献唱曲(神戸市立なぎさ小学校)
- 1.17ひょうご安全の日宣言(県民会議企画委員長)
- 献花
ウ 防災訓練
- 日 時 平成19年1月17日(水)13:00~14:00
- 場 所 なぎさ公園北側道路及び南側海上
- 参加人数 1,500人(神戸市立長田小学校、渚中学校の生徒が参加)
- 内 容
- 海上防災訓練、初期消火訓練、負傷者応急措置訓練、
心肺蘇生法訓練、耐煙訓練、起震車による地震体験、
障害物除去訓練、非常食体験訓練、緊急応急仮設診療所の展示、
特殊車両の見学
- 海上防災訓練、初期消火訓練、負傷者応急措置訓練、
エ 交流ひろば
- 日 時 平成19年1月17日(水)10:30~16:00
- 場 所 なぎさ公園
- 参加人数 5,000人
- 内 容
- [会場展示]
-
関係機関、団体によるパネル展示
-
防災用品展示・実演
- [炊き出し等]
-
ボランティアグループ等による炊き出し、手作り品の販売等
オ 交流ステージ
- 日 時 平成19年1月17日(水)13:30~15:30
- 場 所 なぎさ公園特設ステージ
- 参加人数 2,000人
- 内 容
- ウォーキング講習会(㈱アシックス)
- 被災者グループによるコーラス、神戸市立神戸西高校生による和太鼓演奏
- 災害救助犬の活動紹介
- 天才チンパンジー「パンくん」とブルドッグ「ジェームズ」の防災ショー、防災マスコット「はばタン」の元気アップコンサート
- 高石ともや氏によるミニコンサート