平成24年度「ひょうご安全の日のつどい」実施結果
「ひょうご安全の日」である平成25年1月17日(木)に、阪神・淡路大震災の経験と教訓をいつまでも忘れることなく、安全で安心な社会づくりを推進するため、「伝える」「備える」をテーマに、「ひょうご安全の日のつどい」を実施しました。
1 実施概要
ひょうご安全の日のつどい」は、1月17日に、風化しがちな防災意識を新たにするとともに、震災の経験と教訓を発信し、1.17を忘れずに語り継ぐため、「1.17のつどい」「1.17ひょうごメモリアルウォーク2013」「交流ひろば・ステージ」「防災訓練」「施設見学」を実施しました。
また、今年度も特別企画として「東日本大震災“絆”の発信」をあわせて実施しました。
2 事業内容
(1)「1.17のつどい」
阪神・淡路大震災の犠牲となられた方々への哀悼の誠を捧げるとともに、安全・安心な社会づくりに向けて歩む決意について、国内外や次世代に強く発信する「1.17のつどい」を実施した。
- 日 時 平成25年1月17日(木)11:50~12:30(献花12:25~17:00)
- 場 所 HAT神戸(人と防災未来センター 慰霊のモニュメント前)
- 参加人数 2,000人
- 献花人数 2,000人
- 内 容
- ・献奏曲
(「マニフィカート」より『エスリエンテス』) - 開会のことば
- 黙祷(「カリヨンの鐘」鳴鐘)
- 主催者代表挨拶
- 県民のことば
- 献唱曲「しあわせ運べるように」
- 1.17ひょうご安全の日宣言
- ・献奏曲
(2)1.17ひょうごメモリアルウォーク2013
震災当時に思いを馳せ、東西6つの出発地から
HAT神戸までを歩く「1.17ひょうごメモリアルウォー
ク」を実施した。ウォーク参加者には、福島県内の
福祉作業所で作成した参加証(缶バッジ)を配付し、東北の復興支援を考えるきっかけとした。
- 日 時 平成25年1月17日(木)
- 場 所 西宮市六湛寺町
~神戸市須磨区若宮町 - 参加人数 3,200人
- コース別の参加者数
コ ー ス | スタート時間 | 参加者数(人) | |
---|---|---|---|
■一般ウォーク | |||
東コース | 15kmコース(西宮市役所発) | 8:00 | 600 |
10kmコース(芦屋市川西運動場発) | 8:30 | 600 | |
2kmコース(王子公園発) | 11:00 | 400 | |
西コース | 15kmコース(須磨海浜公園発) | 8:00 | 300 |
10kmコース(県立文化体育館発) | 8:30 | 300 | |
5kmコース(神戸市立中央体育館発) | 10:00 | 700 | |
■帰宅訓練ウォーク(10団体) | - | 300 | |
計 | 3,200 |
(3)交流ひろば・ステージ
県民の防災意識の向上や交流、次世代への教訓の伝承を図る場として、交流ひろば・ステージを実施した。
- 日 時 平成25年1月17日(木)
10:30~15:30 - 場 所 なぎさ公園(神戸市中央区脇浜海岸通)
- 内 容
[会場展示]- 関係機関・団体による展示、体験
- 津波対策スクエア(津波対策関連用品)ほか、防災関係企業による防災用品の展示・体験
- 東日本被災地での支援活動報告
- 東北物品販売、観光PR
- ボランティアグループ等による炊き出し
- 高石ともや、川嶋あいミニライブなど
(4)防災訓練
県民参加による防災関係機関と連携した実戦的な「防災訓練」を実施した。
- 日 時 平成25年1月17日(木)
13:00~15:00 - 場 所 なぎさ公園及び南側海上
- 参加人数 600人
- 内 容
海上での要救助者救助訓練、要救助者搬送訓練、
物資搬送訓練、ロープワーク訓練、大声コンテスト、
障害者・高齢者の体験装具を装着した避難体験・誘導体験
(5)施設見学
人と防災未来センター(見学者3,000人)