平成21年度「ひょうご安全の日のつどい」実施結果
「1.17のつどい-阪神・淡路大震災15周年追悼式典-」には、皇太子同妃両殿下のご臨席を賜り、また、三権の長のご参加も得て、天候にも恵まれたことから、過去最高の参加者になるなど、盛大なにぎわいのなか、『未来へつなぐ』をテーマに「ひょうご安全の日のつどい」を実施しました。
1 実施概要
阪神・淡路大震災15周年を迎える平成22年1月17日(日)に、風化しがちな防災意識を新たにするとともに、震災の経験と教訓を発信し、1.17を忘れずに語り継ぐため、ひょうご安全の日のつどいとして「1.17のつどい-阪神・淡路大震災15周年追悼式典-」「1.17ひょうごメモリアルウォーク2010」「交流ひろば・ステージ」「防災訓練」を行いました。
2 参加人数
約12,900人
3 事業内容
(1)「1.17のつどい-阪神・淡路大震災15周年追悼式典-」
阪神・淡路大震災の犠牲となられた方々への哀悼の誠 を捧げるとともに、安全・安心な社会づくりに向けて歩む決意について、国内外や次世代に強く発信する「1.17のつどい-阪神・淡路大震災15周年追悼式 典-」を県公館会場とHAT神戸会場を映像でつなぎ、一体的に実施しました。
- 日 時 平成22年1月17日(日)
- 場 所 兵庫県公館、
HAT神戸(人と防災未来センター 慰霊のモニュメント前) - 参加人数 6,600人
(公館400人、HAT6,200人) - 献花人数 4,300人
(公館600人、HAT3,700人) - 内 容
- 献奏曲「G線上のアリア」
- 追悼の灯り
- 開式の辞(兵庫県議会議長)
- 国家斉唱
- 黙祷、カリヨンの鐘
- 式辞(兵庫県知事)
- 皇太子殿下のおことば
- ご来賓のことば(内閣総理大臣)
- ご遺族代表のことば
- 献唱曲「しあわせ運べるように」
- 県民のことば(新成人2名)
- 1.17ひょうご安全の日宣言(県民会議企画委員長)
- 献唱曲「アヴェ・ヴェルム・コルプス」
(2)1.17ひょうごメモリアルウォーク2010
震災当時に思いを馳せ、東西6つの出発地からHAT神戸までを歩く「1.17ひょうごメモリアルウォーク」を実施しました。
- 日 時 平成22年1月17日(日)
- 場 所 西宮市六湛寺町~
神戸市須磨区若宮町 - 参加人数 6,000人
- 内 容
(ア)コース別の参加者数
コ ー ス | スタート時間 | 参加者数(人) | |
---|---|---|---|
■一般コース | |||
東コース | 15kmコース(西宮市役所発) | 8:00 | 1,100 |
10kmコース(芦屋市川西運動場発) | 8:30 | 1,000 | |
2kmコース(王子公園発) | 11:00 | 1,000 | |
西コース | 15kmコース(須磨海浜公園発) | 8:00 | 700 |
10kmコース(県立文化体育館発) | 8:30 | 700 | |
5kmコース(神戸市立中央体育館発) | 10:00 | 1,100 | |
■帰宅訓練コース(7団体) | - | 400 | |
計 | 6,000 |
(イ)未来へつなぐコーナー
・場 所 住吉川、都賀川、県職員会館、県立文化体育館の各休憩所
・内 容 若手(大学生)語り部を中心とした講話、パネル展示 等
(3)交流ひろば・ステージ
県民の防災意識の向上や交流、次世代への教訓の伝承を図る場として、交流ひろば・ステージを実施しました。
- 日 時 平成21年1月17日(日)
10:30~15:00 - 場 所 なぎさ公園・特設ステージ
- 参加人数 11,000人
- 内 容
- [交流ひろば]
- 関係機関・団体による展示、体験
- 防災関係企業による防災用品の展示・体験
- 子ども向け防災アトラクション
(制服着用、救助訓練、初期消火訓練等) - ボランティアグループ等による炊き出し
- 高石ともやライブ ほか
- [交流ステージ]
- トミカヒーロー「レスキューフォース」
R1・R4とあそぼう! - 紙ふうせんコンサート
- はばタンと学ぶ「防災○×クイズ」 ほか
(4)防災訓練
県民参加による防災関係機関と連携した実戦的な「防災訓練」を行いました。
- 日 時 平成22年1月17日(日)
13:00~13:30 - 場 所 なぎさ公園及び南側海上
- 参加人数 100人
- 内 容 海上での要救助者救助訓練、
要救助者搬送訓練、応急措置・心肺蘇生法訓練、物資搬送訓練
(5)施設見学
人と防災未来センター(見学者9,300人)